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グローバルTOP戦略研究団の紹介
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韓国の科学技術情報通信部と国家科学技術研究会(NST)が政府出捐研究機関(出捐研)の大型融合研究のためにグローバルTOP戦略研究団事業を推進している。この事業には2024年に5団体、2025年に10団体が最終選定された。以下、このうち一部の事業団を紹介する。

1. SMR仮想原子炉プラットホーム開発事業団

韓国原子力研究院(KAERI)が総括して、韓国電子通信研究院(ETRI)と韓国科学技術情報研究院(KISTI)とが共同参加する。核心技術は、スーパーコンピューティングを活用して実証実験を代替する高正確度の解析技術、GPU・スーパーコンピューティング応用技術、リアルタイムシミュレーター基盤のAI自律運転モデル、ユーザー中心の統合プラットホーム技術から構成される。これらの技術を組み合わせて実物の小型モジュール式原子炉(SMR)の構築の前段階で、設計・許認可・運転を仮想環境で予め検証する仮想原子炉(V-SMR)プラットホームを構築することによって、SMRの実証・設計・運営費用を節減し、運転者の操作ミスが発生しないSMR運営体系の具現を目標としている。2024年の第一次年度の事業時には機械工学、航空宇宙工学、コンピュータ工学、電子通信工学および原子力技術を融合する基盤環境を構築しており、2029年上半期にはウェブ基盤のクラウドコンピューティング形態のV-SMR試作品を公開する計画である。

2. 超巨大計算半導体戦略研究団

韓国科学技術研究院(KIST)が総括機関を担当し、ETRI、韓国標準科学研究院、韓国材料研究院、韓国基礎科学支援研究院など5つの出捐研が共に参加している。超巨大人工知能など今後急増する大規模演算需要を担当する次世代コンピューティング半導体の源泉技術の確保を目標としている。次世代コンピューティング半導体は、常温で動作する確率ビット(p-bit)基盤の「ランダム演算半導体(RPU)」であり、GPUに比べて電力は1000分の1、組合せ最適化演算は理論上最高速度を具現することを目標としている。超巨大計算半導体戦略研究団は、2024~2029年(800億ウォン)内に第1段階で目標であった256ビットを越えて2,000ビット級アレイ検証に成功した。

3. 宇宙航空半導体戦略研究団

韓国電子通信研究院(ETRI)が総括し、韓国航空宇宙研究院とSensoHub、Netsol、ChipsKなどの国内半導体企業が参加して極低温・高振動・高放射線の宇宙環境でも正常作動する半導体を研究開発する。開発製品は、次世代SoC(システムオンチップ)、窒化ガリウム(GaN)電力半導体、DC-DCコンバータ、GaNマイクロ波集積回路(MMIC)、光通信用光半導体、CMOSイメージセンサー(CIS)、磁気抵抗メモリ(MRAM)など衛星・発射体用半導体およびモジュールであり、開発と同時に宇宙環境認証まで完了することを最終目標としている。研究団は、2030年頃には海外の衛星・宇宙機関に実際に供給可能な水準の技術競争力の確保を目指している。

4. 極限環境革新型核融合ダイバータ戦略研究団

韓国核融合エネルギー研究院(KFE)が主幹となり、韓国材料研究院、韓国原子力研究院、浦項工科大学(POSTEC)などが参加している。核融合ダイバータは核融合炉でプラズマが作り出す熱と粒子、そして核融合反応の残材物などの不純物を受け取って排出する装置であって、ドーナツ形状の真空容器底部に位置する。核融合ダイバータが耐えなければならない熱負荷は10~20MW/m2レベルで、これは極限的な条件であるため、タングステンなどの高融点素材と精密な冷却チャネルの設計、また高レベルの組立精度が求められる。研究団は、超高温プラズマが作り出す極限熱負荷に耐える核融合ダイバータの素材、構造および冷却技術を開発し、世界最高レベルのダイバータ性能評価インフラを国内に構築して国内ダイバータ産業の生態系自体を創り出すことを目標としている。

5. 超高感度の精密がん遺伝子分析研究団

韓国材料研究院(KIMS)のバイオ・ヘルス材料研究本部が主幹となり、金属ナノ構造基盤のマイクロアレイにプラズモニック信号増幅技術と選択的遺伝子増幅技術を組み合わせて、微細な光信号を増幅することによって、血液・尿のような液体生検検体から極微量の循環腫瘍DNA(ctDNA)とがん遺伝子の変異を超高感度に検出するプラットホームを開発している。研究団は、既に初期(0~1期)大腸がん患者の血液と尿からKRAS遺伝子の変異を検出して、がん組織検査結果と90%以上の一致度を確認しており、この成果を肺がん・胃がん・血液がんなど他の癌腫に拡大適用して、1滴の血液で早期診断が可能なスクリーニング技術を高度化することを目標としている。